1月7日、淡路市農業委員会へ、農地転用の申請を行ってきました。
淡路市の場合、本来毎月5日がその月の審査対象案件の締切日となっているのですが、1月は5日が土曜日だったため、7日までに受け付けたものは1月21日の農業委員会で審査してもらえるということでした。
今回は、自己所有の農地に加えて、隣接している親族の農地を譲り受けて太陽光発電設備を設置するという計画です。申請対象地は3筆で、実態としては一体的に利用するものなのですが、4条許可と5条許可の2つの申請が必要でした。
隣接地が農地の場合、農地の所有者または小作者から同意書をもらう必要があります。今回、問題・・・というか、申請にあたり引っかかったのは、隣接農地の所有者が共有状態にあったことでした。中には5人の共有状態で、実質的にその農地を管理している1人以外は全員県外在住という農地もありました。
その他、昭和22年に家督相続した方が2分の1の持分を持っている農地も。
こうなると、実質的に全員から同意書を取ることは、ほぼ不可能。不可能と言えないまでもかなりの困難を伴う作業となります。
が、こういう場合は、同意書を取れない事情を説明する「疎明書」を提出することで対応しました。
とりあえず、事務局には受理してもらえましたよ。
今後の予定は21日の農業委員会での審議を経た後、兵庫県に書類がまわり、順調であれば2月中旬~下旬に許可がおりることになります。
申請者さんのためにも、早く許可が下りてほしいものです。
淡路市には謎の巨大観音像がそびえたっています。
ネットで調べると、これも深刻な問題を抱えているようですね。
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