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留学生のインターンシップについて

こんにちは、スタッフHです。

朝晩がほんの少し過ごしやすい気温になってきたと思うのは、私だけでしょうか。

ただ日中が暑すぎておかしくなったのか、蝉が鳴いていないような気がします。

行政書士試験の一般知識の勉強で、よく地球温暖化のことについて目にしますが、数十年の間に温室効果ガスの排出が大幅に減少しない限り、21 世紀中に地球温暖化は1.5℃及び2.0℃を超えることが予測されているそうです。

また、温室効果ガスの排出量が「非常に高い」シナリオにおいては、世界の平均気温は工業化前と比較して、今世紀末までに最大5.7℃上昇するとされています…

最高40度の現在、5℃あがるとなると45℃…恐ろしい未来ですよね。

 

雑談はここまでにして、留学生のインターンシップについてある企業様より問い合わせがったので調べてみました。

 

インターンって報酬発生有?無?

 

そもそもインターンシップは報酬を支払わなければいけないのか?

支払わなくてもいいのか?

気になるところですよね。

 

報酬の発生の有無は短期なのか長期なのかで変わってきます。

 

【短期インターンシップ】

1日~長くて2週間程度の場合…給料は発生しません。

短期インターンシップは大手企業が開催している場合が多いようです。

知名度が低ければ給料が発生しないと参加希望が少ない、となると中小企業は難しいのかもしれません。

但し、無給の場合のプログラム内容は見学や体験に留めておく必要があります。

 

①会社の指示で社員と同様の業務を行なっている

②社員の仕事の手伝い・補助を行なっている

上記2点の場合、労働者としてみられてしまいますので注意が必要です。

 

【長期インターンシップ】

アルバイトと同様、3か月~と長期…給料が発生します。

企業側の指示で学生に業務を行わせる場合は報酬が必要です。

 

引用:出入国在留管理庁HP
引用:出入国在留管理庁HP

留学生はインターン可能なの?

在留資格が「留学」の人はインターンが出来るのか。

可能です!

 

そもそも留学生がアルバイトをする場合は「資格外活動許可」の申請が必要です。

申請をして許可がでてやっと、週28時間以内で就労が可能となります。

アルバイトはせず、報酬を伴わないインターンシップを行うにあたっては、「資格外活動許可」を受ける必要はありません。

 

週28時間を超えてインターンシップで働く場合は「個別的資格外活動許可」を受ける必要があります。

下記要件を満たした場合、学校の長期休業期間中以外であっても1週28時間を超えるインターンに従事することが可能となります。

【要件】

・大学4年生で、卒業に必要な単位の9割以上を取得済みの留学生が対象

・インターンシップを行う年度末に修了予定の留学生(修士2年生等)

・特定活動(就職活動・内定者)の在留資格の留学生(短大卒、専門学校卒も含む)

・上記以外は個別的な内容で判断

・大学等で専攻した科目とインターンシップ中に行う業務内容の関連性があること

 

 

以上、留学生のインターンについてご紹介いたしました。

 

チャレンジ行政書士法人では在留許可等の書類の作成や提出代行を承っております。

 

留学生を雇用したいや、外国人雇用についてわからない!などありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

当法人、行政書士が親身にサポートさせて頂きます。