令和4年度補正予算「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」【約200億円】が令和5年3月31日より申請受付を開始しました。
申請の手引きをまとめてみましたので、ぜひご一読ください!
1.手続代行について
申請者は、交付申請及び実績報告にかかる手続を第三者に依頼することができます。
ただし、原則として手続代行者は会社別見積書一覧に入力される工事会社に限られます。
その場合であっても、申請は必ず申請者自身が行うこととなっています。
要するに最後の申請ボタンは申請者しか押すことができません。
※会社別見積書一覧に記載されていても手続代行費用は補助対象経費とはなりません。
2.申請者
充電設備を設置する土地の使用権限を有する者が申請することができます。
新築マンションの販売事業者も申請者に該当します。
ただし、竣工時に充電設備等の所有者を建設会社等から管理組合へ変更する前に、財産処分の手続きが必要となり、次世代自動車振興センターへ連絡し、指示を受けることも必要となります。
また、重要事項説明会等においても、当該充電設備の管理義務について、変更先に説明しておくことが必要です。
3.申請スケジュール
交付申請提出期限:令和5年9月29日
実績報告最終提出期限:略式交付申請の場合:令和5年11月30日
通常交付申請の場合:令和6年1月31日
※実績報告は工事または支払完了の日から30日以内を目処に行います。
※申請額の累計が予算額を超えると予想される場合は期間中であっても終了する場合があります。
4.交付申請に必要な書類
・履歴事項全部証明書
・役員名簿
・充電設備本体の見積書(内訳書含む)
・充電設備予定場所工事の見積書(〃)
・設置予定場所やスペースの写真
・設置場所の見取図、平面図、配線ルート図、電気系統図(全てA3サイズ)
・高圧受変電設備を申請する場合は、単線結線図・設備の設置予定場所の写真
・マンションの建築確認通知書
(分譲済みの場合は、住民総会または理事会で合意されたことを証する書類)
※見積書の日付は補助事業開始日以降、申請時に有効期限内であることなどの要件があります。また相見積書の提出は不要ですが、できるだけ競争を行い、設置費用の低減に努めること、とされています。
4.実績報告時に必要な書類
・充電設備本体の発注書、請求書(内訳書含む)、支払を証する領収書、保証書
・工事費の請求書(内訳書含む)、支払を証する領収書、工事完了報告書
・設置後の場所やスペースの写真
・完成設置場所見取図、完成平面図、完成配線ルート図、完成電気系統図(全てA3サイズ)
・補助金の振込先口座と口座番号を証する書類
・高圧受変電設備を申請した場合は、完成単線結線図・高圧受変電設備の仕様書・設備外観の写真
※発注書の日付は交付決定日以降、保証書は交付決定日以降の保証開始などの要件があります。
5.補助対象事業
注1:設置する充電設備の種類等により補助対象経費の内訳は異なります。
注2:マンション等において、「マンション等簡易申請※」を選択された場合は、普通充電設備、充電用コンセント、充電用コンセントスタンドに限ります。
注3:マンション等において、「マンション等簡易申請※」を選択された場合は除く。
※マンション等簡易申請とは、機械式駐車場への設置を除く比較的設置方法がシンプルで導入コストが小規模(コンセント1~2基の設置)となる普通充電設備の設置等を対象に、交付申請と申請の簡略化を行い、交付決定までの期間を短縮できるものです。
6.補助対象経費
7.補助事業の流れ
簡単に要件をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
検討されている方で手続代行者をお探しの方、内容を確認したいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ当法人までお電話ください!