前回のブログで、環境省の予算を財源とする補助制度「省CO2型リサイクル等高度設備導入促進事業」の紹介をしました。1次公募の受付は4月24日付で終わっていたのですが、2次公募が4月25日からさっそく始まりました。公募期間は、次の通りです。
- プラスチックリサイクル高度化設備緊急導入事業その2:令和元年6月21日(金)17時必着
- 太陽光パネルリサイクル設備導入事業:令和元年6月7日(金)17時必着
- 非鉄金属高度破砕・選別設備導入事業:令和元年6月7日(金)17時必着
- 過去の実証事業において実証された設備導入事業:令和元年5月22日(水)17時必着
2次公募では、プラスチックだけではなく、太陽光パネル、非鉄金属(銅、アルミなど)を破砕・選別する機械も補助対象となっています。また過去に「低炭素型3R技術・システム実証事業」「低炭素製品普及に向けた3R体制構築支援事業」「省CO2 型リサイクル等設備技術実証事業」において実証された設備の導入も支援対象となります。
上記対象設備を導入した場合、補助対象設備の投資額の2分の1(中小企業者の場合)を補助するというものです。本事業は平成30年度補正と31年度を合わせて60億円程度の予算額が措置されています。要件さえ合えば、採択される可能性が高く、補助金額の上限もない、という有難い制度です。
ただし、要件がものすごく細かく設定されており、ここが非常に難しいポイントとなっていました。例えば・・・
- 製造された再生素材は国内循環すること(プラスチックの場合)
- 設備を設置する場所が応募時に確定していること
- 計画に具体性があること
- 二酸化炭素の排出量が確実に削減されること
などです。事業計画書の提出に当たっては、CO2の削減効果も具体的な数値を記載する必要があります。
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