神戸市内の寺院様から依頼されていた納骨堂の経営許可申請が9月に受理され、このたびようやく許可がおりました。
納骨堂は、寺院がやりたいからやる、というわけにはいきません。あくまでも檀信徒からの要望があり、財産的にも問題がない(借入なしで建設できる)という前提が必要です。
墓地埋葬法は、具体的な手続きを定めておらず、申請に必要となる書類は、各自治体によってかなり異なります。比較的難易度の高い申請であるといってよいでしょう。
とはいえ、今回の事案も本来であれば許可までに1年もかかる予定ではありませんでした。宗派内の手続きや見積もりをもらった建設会社の変更など、さまざまな要素が絡まり、許可までに時間を要してしまった、という事情があります。
行政書士としては、こういったイレギュラーな要素に関しても、対応する必要があり、ここが腕の見せ所と言えるかもしれません。
子どもがいない、現在一人暮らしだ、子供はいるが遠くに住んでいる、自分が死んだら墓をみてもらえる人がいない、という時代背景もあり、納骨堂の需要は高まっています。
もし納骨堂の建設を考えておられる寺院様がありましたら、ぜひご連絡ください。できる限りサポートいたします。
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